IntellijでAWS Toolkitを使ってLambdaを効率よく開発する

概要

IntellijでAWS Toolkitを使ってLambdaを効率よく開発する方法を解説します。

実現までの流れ

  1. 事前準備
  2. AWS Toolkitのインストール
  3. AWS Toolkitの設定
  4. Lambdaの開発
  5. Lambdaをローカルで実行
  6. まとめ

事前準備

dockerのインストール

intellijで利用するAWS Toolkitでは、Lambda動作させるためにDockerを使用します。
このため事前に こちらを参考にDockerをインストールしておいてください。

AWS CLIのインストール

AWS CLI(SAM)をインストールします。
インストール方法は こちら を参考にしてください。

IntellijにSAM CLI executableのパスを File -> Settings -> Tools -> AWS Toolkit から設定します。
私の環境ではbrewでインストールしたので、以下のパスを設定しました。 Intellijの設定画面

AWS Toolkitのインストール

IntellijのプラグインからAWS Toolkitをインストールします。 プラグインのインストールは こちら を参考にしてください。

AWS Toolkitの設定

AWS Toolkitを利用するためにはAWSの認証情報を設定する必要があります。

AWS ExplorerからAWSの認証情報を設定します。 AWSの認証

Access Key IDとSecret Access KeyをAWSのコンソールから取得し、設定します。 設定が完了したら、AWS ExplorerにAWSのリソースが表示されるようになります。 AWSリソース追加確認

この画像ではリージョンが us-east-1 になっていますが、Lambdaを作成するリージョンに合わせてください。

Lambdaの開発

以下のようなコードスニペットを作成します。

lamda-sample.py

1
2
3
def lambda_handler(event, context):
    print("Hello World")
    return "Hello World!"

AWS ExplorerからLambdaを作成します。
Lambda関数の作成画面

Create Lambda Functionを選択し、必要な値を入力します。
Handlerにはコードスニペットの <ファイル名>.<関数名> を入力してください。
Lambda関数の設定

これでLambdaの作成が完了しました。

Lambdaをローカルで実行

またToolkitを利用すると、Lambdaをローカルで実行することができます。 Lambda関数の実行画面

Runを選択すると、Lambdaがローカルで実行されます。

まとめ

IntellijでAWS Toolkitを使ってLambdaを効率よく開発する方法を解説しました。 Intellijで開発してローカルで実行できるので、開発効率がかなり上がります。